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2023年12月13日 建築委員会 第24回 高校生現場見学会

 2023年12月8日(金)、浜松工業高校建築科の2年生41名と教師2名が参加し、月島・川瀬・須山JVによる施工の中部浄化センター汚泥焼却炉設備改築工事の現場を見学しました。

 浜松建設業協会の和久田建築委員長と浜松市上下水度道部の松本次長の挨拶、その後、建設工事を担当する須山建設の藤田所長より工事の説明を受けてから、2班に分かれて現場見学を行いました。


<左:和久田委員長/右:浜松市上下水道部 松本次長>


<工事概要説明>

 穏やかな天候の中、強風のなかでは危険な施工中の鉄骨造焼却炉棟の地上16mの所まで順調に見学することが出来ました。RC造の機械棟は建物としてほぼ完成していて機械装置の設置前の段階で、建築として鉄骨造・RC造という基本の2種類を見る事が出来ました。
 今回は特にRC造では建築の仕様によるものと土木の仕様による部分とが共存するという建物で生徒達には貴重な経験になったと思います。


<現場見学の様子>

 その後の質疑応答の時間では、技術的は質問ばかりでなく、建設業の労働環境(休日・残業等)の質問がでて、4週8休(週休2日)等各建設会社が環境改善に向けて努力している事を聞いた生徒からは驚きの声がありました。


<左:質疑応答/右:講評 杉浦副会長>

 また杉浦副会長より、建設業で監督として働く女性も増えてきていて、建設業協会としては女性監督達の意見交換の場を設けるなど働く環境改善の後押しもしている事なども伝え、例年の「将来、地元の建設の施工現場で働きたいと考えている人は手を挙げて下さい」という質問には今年も70%程度の生徒の手が挙がりました。
 働く環境完全への努力を伝えられたのは、高校生が建設業への就職を目指すことの背中を少し押す事ができたのではないかと感じました。

 最後に、年末のお忙しい中を準備いただいた現場の皆様に感謝いたします。