2022年11月04日 建築委員会 浜松市建築工事関連部門との意見交換会
10月28日(金)に、2年ぶりに対面での開催となった浜松市役所の建築工事関連部門と浜松建設業協会建築委員会との意見交換会を、建設業協会から14名、浜松市からは公共建築課、技術管理課、住宅課より8名の出席をいただき浜松市役所内の会議室にて行いました。
公共建築の須部課長と協会の杉浦副会長の挨拶のあと、協会会員会社のから市への質問対して回答していただく形式で進めました。
浜松市として今年度から発注工事は原則週休2日制(4週8休制)としていることや、2024年4月から実施される残業時間の上限規制の厳格化もあり、この週休2日の問題には特に時間をかけました。
周辺住民への周知のための看板への「4週8休」の記載方法。そしてこの制度を実現していくための工事管理における「遠隔臨場」や「リモート会議」などのDX、設計における事前調査、既存施設を使用しながらの改修工事における施設側との事前調整などの問題についても、必要に応じて協会側も工事名を公表することで、市役所側もその工事担当者から回答をいただくなど、具体的な意見交換が出来ました。
また、最近の問題として新型コロナや資材の価格急騰、納期遅れ等についての現在の市役所としては、状況の変化を見ながら、その都度相談しお互いに協力するなかで対応いただけるとの事でした。
これら以外にも、新築での「木造化」という新しい試み、長寿命化、DX等新技術等の変化にも、今後もこうした場を設けてお互いに意見交換しながら協力して対応していきたいというお話をいただき有意義な時間となりました。