最新号 2025年6月
『新聞』
紙に触れる機会はずいぶんと減っていますね。仕事も出社してパソコンを立ち上げメールのチェック。書類作成もパソコンを使い、今手書きで書類を作成するようなことはないでしょう。この文章ももちろん文書作成ソフトでキーボードを打ちながらです。情報を得たいときにはインターネットで。情報を送るときにはメールで。各種施工書類、完成書類も手書きからパソコンでの作成に変わりました。以前は印刷して提出していましたが、今はもうデータで送信します。最近は請求書も郵便の封書からメールのデータ、各種申請もインターネット経由で済ますことができます。
ただ、みなさんは帰宅して本や新聞を読むのもスマホやタブレットなどの利用が多いのでしょうか。インターネットももちろん利用しますが、新聞は紙で読む習慣が続いています。一般的には一面から読み進めると思いますが、私の独特な読み方を紹介します。
(1) まず、4コマ漫画を読みます。
(2) スポーツ面で贔屓のプロ野球チームやサッカーチームの勝敗、選手の感想などの記事。
(3) 事件や事故が載っている社会面そして地域面と読んでいきます。
(4) 最後に経済面、政治面となっていきます。
そうです終面から読み進めているのです。新聞を読み始めた若い頃、自分に興味があるものから読み始めた結果です。それが新聞紙の読み方の習慣になっています。すべてに目を通す訳ではないですが、地域面には各地の行事に季節が感じられるものもあり毎日のルーティンになっています。
インターネットは自分に必要な情報をすぐに得られる反面、考えが偏ることがある気がします。新聞は1枚1枚紙をめくると、インクの、新聞紙の独特の香りがします。インターネット上の情報は玉石混交と言われますが、新聞には紙に印刷して現物が届くだけに信憑性が高い気がします。もちろん長年の歴史もあるのでしょうが。
<M.Y>