2008年4月
各地の桜便りが新聞やテレビで報道されるころは官庁を始め警察、教職員や企業の人事異動のシーズンである。 4月からは新しい年度のスタートでありそれぞれの部署で仕事に就くのであるが、期間は早い人では一年で移動という事もあるようであるが、周囲の環境に慣れ周りの人達を知り本格的に仕事を行ってそれなりの成果を挙げるのにはある程度の時間が必要であり、そうかといってあまりに長いのはマンネリに陥りやすくまして許認可や利権の絡む部門では間違いが起こる可能性もある。
異動にとって適当な期間とは仕事の内容にもよるがどの位が職場にとっても、本人にとってもよいのであろうか・・・・・・
又感情の動物と言われる人間には周囲との人間関係は特に重要である。よい上司、同僚、部下に恵まれれば自然と能率が上がりよい成果を得ることが出来るのである。その反対の場合には余分なことにエネルギーを使わねばならず、それなりの苦労があり場合によってはその人の一生を左右しかねないと言ったら言いすぎだろうか。
何事も周囲の人間に恵まれると言うことは重要であり、我々現場に携わる者には時に事故につながり大変なことにならないとも限らない。
わが浜松市においても政令市発足一年が経ち一つの浜松目指して人事の面でも本格化してきているが、全国で二番目に広い面積を誇る浜松を一つに纏め上げるのは想像以上に大変であるが、誰がみても納得できる公正な異動を心がけ有能な人材を埋もれさておくことのないようにして欲しいものである。
<K.Y>