コラム「ちょんな」

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ちょんな 浜松建設業協会の総務・情報委員会メンバーによるコラムです。

2007年6月

世 界 遺 産

 世界遺産は2006.7現在で830ケ所が登録されていますが、その中で日本は現在「知床」「姫路城」「屋久島」等々13件の世界遺産があります。又、日本のリストに全て搭載されている4候補に新たに「富士山」等4件が暫定リストに搭載されたということですが、一日も早く世界遺産に登録されることを願う一人であります。

 私は、今年の4月に南米のペルーに在る世界遺産の「マチュピチュ遺跡」「ナスカの地上絵」等々を見てきましたが大変感動をしましたので、その一つであります「マチュピチュ遺跡」について紹介してみたいと思います。

マチュピチュ写真 「マチュピチュ遺跡」は複合遺産として1983年に登録されました。クスコからマチュピチュ下の村アグアス・カリエンテスまで列車で約3時間半、そこからバスで20分。急斜面の山に囲まれたウルバンバ渓谷、その頂上標高2280mにあるマチュピチュ(老いた峰)はウルバンバ川流域の密林を抜けると急な斜面の先端に、突然広がる石造りの遺跡。下からはその存在を確認できなかった事から「空中都市」とも呼ばれたこの遺跡は、スペイン人から逃れるために、インカ人が作った都市だといわれている。総面積は5平方km,その約半分の斜面は段々畑が広がり、西の都市は神殿や宮殿、居住区などに分かれ、周囲は城壁などで固められている。16世紀半ば、インカ人の人々は高度な文明が栄えたマチュピチュを焼き、さらに奥地へと消えてしまう。その後400年以上にわたって人の目に触れることなく1911年にアメリカ人歴史学者ハイラム・ビンガムが発見した時は、草に覆われた廃墟となっていた。

 ペルーには多くの世界遺産があるが、石の文化が素晴らしく、色々な遺跡を見ると、どのようにして山の上に巨大な石を運んだのだろうか?又「ナスカの地上絵」は何の目的で描かれたのか?謎は多い。機会があればもう一度行ってみたい所である。(一部ペルー公式ガイドより掲載)

<K.N>