コラム「ちょんな」

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ちょんな 浜松建設業協会の総務・情報委員会メンバーによるコラムです。

2014年4月

私の歳時記(守りたい物)

日増しに暖かくなり 中野町都田線の桜も咲き始め 囲りを明るくしてくれています。

 中野町都田線の桜並木

 我 浜松には 守りたい大切な物が他にも 北遠の山や浜名湖にありました。

秋葉古道の石畳と古民家

 先月秋葉山の参道 秋葉古道を 気田川から上社までの間(標高差約700m)を歩きました。秋葉古道は今のことろ限られた人達の呼び名ですが旧秋葉街道に多く残る灯籠などの遺物を調査、保存し街道そのものを大切な遺産として認めてもらうため付けられ徐々に知られていきます。私の歩いた道にも宿場、みやげ物店跡が多く残っていて 古い昔より火防の信仰から多くの人達が歩いた跡が印されていました。

 4月は北部の山にも野花が咲き始めます。


春野町の杉林の中で見つけたスミレ
水窪方面の山路の端で群生していたシャガ
山路で見つけた マンネングサだと思う 山路で見つけた さくら草の仲間らしい

 私にとって幼い頃から海水浴場として利用してきた浜名湖は四季を通して 海の遊びや職漁も行われ 遠い昔から多くの人が恩恵を受けてきました。

 数年前 他県の友人を誘って お金のかからないいつもの所へ潮干刈りに連れていったところ、友人は大いに喜び 浜松ではアサリがタダで拾える と言葉を残して帰っていきました。

 近年アサリが激減をして採取の禁止になり今年は期間限定の条件のようです。
友人の言葉と 規制がされる程に大事になっている状況から 今まで受けてきた有難さを考えさせられ、浜名湖が浜松にとって大切な場所である事を
大いに知らされました。

<T.K>