コラム「ちょんな」

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ちょんな 浜松建設業協会の総務・情報委員会メンバーによるコラムです。

2016年2月

「丙申」年

 早いもので今年も一か月が過ぎてしまいました。
 歳を重ねるごとに一年が早く感じるのは私だけなのでしょうか、皆さんはどのように感じられますか?

 今年は「申」年、それも60年に一度くる「丙申」年になります。
 「丙」は十干からなり(10回で1周)、「申」は十二支からなっており(12回で1周)、それを繰り返すことから60年に一度になるわけです。

 十干の「干」は木の幹が語源であり

  甲(こう、きのえ) 乙(おつ、きのと) 丙(へい、ひのえ)
  丁(てい、ひのと) 戊(ぼ、つちのえ) 己(き、つちのと)
  康(こう、かのえ) 辛(しん、かのと) 壬(じん、みずのえ)
  葵(き、みずのと)

 の十干になり、「丙」は「明らかになるという意味」で形が明らかになってくる頃。の意味になります。

 十二支はご存知の方も多いと思いますが

  子(ね) 丑(うし) 寅(とら) 卯(う) 辰(たつ)
  巳(み) 午(うま) 未(ひつじ)申(さる)酉(とり)
  戌(いぬ)亥(い)

 からなり「申」は果実が成熟していき、固まっていく状態を表しています。

 故に今年の「丙申」年は
 今迄温め行動してきた事が「形が明らかになり」「実が固まっていく」年になるようです。

 申年生まれの人の特徴を占い的にみると

  ・盛り上げ上手
  ・頭の回転が速い
  ・抜け目なさと冷徹さ
  ・くせもの

 このような人が多いようです。

 「申」年生まれで誰もが知っている人に「豊臣秀吉」がいます。
 織田信長の家臣として「盛り上げ上手」「頭の回転の速さ」
 「抜け目なさと冷徹さ」「くせもの」の素質があったようですね。

 人其々考え方、行動は違いますが皆様にとって今年が良い年でありますようにお祈り申し上げます。

<K.N>