コラム「ちょんな」

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ちょんな 浜松建設業協会の総務・情報委員会メンバーによるコラムです。

最新号 2025年11月

健康に老後を過ごすために

 厳しい残暑から突然訪れた秋。大慌てで始めた衣替えは、毎週末のスッキリしない天気で捗りません。週末が晴れることを願うばかりです。
 季節の変わり目によく耳にする「季節病」。正式な病気ではありませんが、気温・気圧・湿度などの気候変動により引き起こされる体調不良の総称です。
 寒暖差と気圧の変動により自律神経が乱れ、身体的な不調や精神的な不調が現れます。日本人の7割近くに自覚症状があるそうです。
 呼吸、心臓の拍動など、生命維持に必要な機能を自動的に調整しているのが自律神経ですが、残念ながら、年齢とともに働きが低下するといわれていて、特に40歳以降は意識的に自律神経を整えることが重要です。
 自律神経を整えるためには、健康の三要素である「規則正しい生活と適度な運動」「バランスの取れた食事」「リラックスできる時間を作るなどのセルフケア」を行います。
 自律神経を整えることは、健康寿命を延ばす鍵にもなり、老後の4K「健康・お金・孤独・介護」への備えにもなります。
 ちなみに、2022年のデータによると、静岡県の健康寿命は、男性が73.75歳、女性が76.68歳で、男女ともに全国トップです。要因として、行政の取り組み以外に、食生活が豊かなこと、お茶を沢山飲んでいること、高齢になっても働く人が多いことなどが挙げられています。
 運動をする習慣がない私は、今より10分多く体を動かすことから始め、健康寿命を延ばすことを目標にしたいと思います。(厚生労働省HPに掲載されている「アクティブガイド」を参考にしてみてください)
 適度な運動をネットで探していたら、県民体操の動画を見つけました。県民体操は各県にあり、ご当地ならではのユニークな名前と振り付けで、楽しく気楽にできます。
 静岡県の県民体操は、「デイ・バイ・デイしずおか」といいます。興味を持たれた方は検索してみてください。
 皆様もどうぞご自愛ください。