
最新号 2026年2月
仕事の長さ
最近、時間が経つのがとても早く感じます。
気がつけばもう週末。特別なことをした覚えはなく、仕事に追われる日々の中で、あっという間に一週間が過ぎていきます。
建設業界、とくに公共工事の現場では、週休二日制がすっかり定着してきました。それに伴い、材料業者や協力会社も土曜日休みが当たり前になり、業界全体として「土曜は休み」という空気を感じるようになっています。
一方で、当社では令和8年のカレンダーにおいて、四半期の中でも繁忙期となるこの時期は、土曜日を営業日としました。工事の平準化が進んでいるとはいえ、どうしても仕事が集中しやすいのが実情です。仕事量を見込んでの判断でしたが、実際の業界の動きを見ると、「この設定は時代に逆行してしまったか」と感じることがあります。現場は動かしたくても、周囲の環境がそれを許さない時代になってきていると実感しています。
残業時間に対する規制が始まってからもうすぐ2年が経ちます。振り返ると、これまでの自分は「仕事の長さ」で勝ち、「仕事の量」で評価されてきた世代だと思います。人より長く働くことが美しい、そんな時代を当たり前のように生きてきました。
しかし今は、長く働くことそのものが評価につながる時代ではありません。長い時間をかけて作ったものが、必ずしも高く評価されないこともあります。その理由を考えると、それは能力の問題ではなく、「社会の求めに応えられていなかった」という評価だったのだと思います。
「長い時間をかけることが、必ずしも高いパフォーマンスを生むわけではない」
かつては頭では分かっていても、実感としては理解できなかった言葉が、今では腑に落ちます。
時代は確実に変わっています。変化の流れと現状を正しく受け止め、悩みながらも考え、行動し続けることが大切だと思います。より良い未来のために、これからも努力していきます。
<K.K>

