コラム「ちょんな」

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ちょんな 浜松建設業協会の総務・情報委員会メンバーによるコラムです。

2014年6月

 6月第一日曜日は、毎年浜名湖クリーン作戦が開催されます。今年は6月1日に浜松市、湖西市あわせて2万4千人余りが参加して浜名湖湖岸の清掃が行われました。浜名湖クリーン作戦は今年で第36回になり浜名湖をきれいにする会が主催して行われ、最近の状況では参加人数2万5千人、回収ごみ量7万トン前後で推移しているようです。

私がこの浜名湖クリーン作戦に毎年雄踏地区で参加して感じることは以前に比べてごみの量が驚くほど減っていることです。10年前の2分の1、30年前の5分の1位になっているのではないでしょうか。第1回のクリーン作戦から参加され、この活動が始まる立ち上げの事までご存知の建設業協会での大先輩のMさんも「本当にごみが減った。昔はお昼までかかっていたのが1時間でごみの回収まで終わるようになった。」と同様に感じられている様でした。本当にこれしかごみが無いのか確認すると、本当に清掃され湖岸がきれいになっていました。

 浜名湖クリーン作戦は汚れた浜名湖を何とか昔のようにきれいにしたいという市民の思いから小規模の清掃活動が始まり少しずつ輪が広がり行政、各種団体の参加が増え現在の形になりました。長年の活動の中で市民意識の変化し、とりわけ子供達が自然の大切さを知り成人していった事が大きいのではないかと思います。みんなが浜名湖を汚さないよう注意し、地道な清掃活動をやっている結果がごみの減少につながったのではと思われます。

 

 私たち浜松建設業協会も河川愛護活動として浜名湖の湖岸の清掃をしています。清掃時期が8月はじめと浜名湖が水遊び、潮干狩りでにぎやかな時期です。そのため一月もすればまた元のようにごみがたまってしまいます。しかし、その活動を見ている人や、きれいになった浜名湖を見た人が少しでも自然を大切にする事を感じてもらえればと思います。

<K.K>